Vtuberには賞味期限がある。それもVtuberそのものが飽きられている。要するに、どのネットアイドルも、似たようなコンテンツしか提供できず、同じようなスタイルで同じようなことしかしていない。競争が激しいわりに、コンテンツの品質向上が起きていない。
するとナニが起きるか。
没落したニコニコ動画と同じ運命を辿る。
半ば老害化したコアな常連客だけが残り、その他一般大衆は消え去る。より高額なスパチャを稼ごうとした結果、5年10年後のVtuberの理想を誰も求めなくなり、次々と現れては消えていなくなるAKB商法を無自覚のうちにやっている。
ではVtuberが消滅したらナニが台頭するか？
人工知能とVtuberをかけ合わせたキミだけを見てくれるアプリ型アイドルが流行る。
そもそもがVtuberというのが結局は疑似恋愛に過ぎず、昔からアイドルというのは疑似恋愛で、スパチャが高額になるのも、要するにいい歳したオッサンが青春に目覚めてVtuberに恋をしているから高額になる。
その疑似恋愛を実現するネットアイドルという産業モデルが破綻している。Vtuberという産業は成り立たない。
だから、今でもいろいろあるが、ChatGPTのような高性能AIプログラムとVtuberをかけ合わせた、本物の女性のように、そこで生活しているかのような日常感を感じられるようなそういう革命が起きるのは時間の問題だ。
なにが言いたいかというと、Vtuberは野郎どもの欲求を満たしているようで、まるで足りていない。欠乏している。だから未来がない。
