先生の大量リストラ

この国では昔から、何かにつけて、自分より優れた才覚や能力を持つ人を先生先生と呼んで、師弟の関係を作りたがる。しかし少子高齢化による人口バランスの変化に伴い、必然的に先生と呼ばれている人たちの大量カットが起きる。要するに、先生の過剰供給が起きている。まわりをみるだけでいい。学校の先生、大学の先生、資格免許の先生、塾の先生、節約の先生、料理の先生、人に教えることが大変なことだから先生という仕事が成立しているのはわかるが、それにしては人に教えることだけが仕事のセンセイが多すぎないか。

 

そういう、センセイになりたがるだけのセンセイはこれから先の未来では必要なくなる。必要とされなくなったセンセイは、ホームレス確定だ。なぜなら人に教えていたというだけで、人に教えていたから偉いわけでも、人に教えることができるから人より優れているわけでもないからだ。コンサルティング業界も倒産ラッシュが起きるだろう。

 

どれだけセンセイの必要性を訴えても無駄だ。そんなにセンセイが必要なら、ロボットよ先生で代用できる。先生が人間でなくてはならない理由などどこにもない。